【はじめに】なぜ理念にたどり着いたのか
私がなぜこのブログをはじめようと思ったか
現在縁あって人材会社で約10年就業しています。
日々多くの求職者の方、求人、そして企業および担当者と向き合っています。
いつの間にか転職・入社・退職など雇用との関わりが私の日常となっていました。
でも、
多くの人がよりよい環境を求めて転職するはずなのに割とすぐに辞めてしますのです。
企業側も何度も面接をして、何人もの中から選んだ人材であるにも関わらず、すぐに不満がでてきます。
そしてそれは社内でも言える事で、つい昨日までニコニコと隣で働いていたような人間もいつの間にか転職してしまう。
いったい働きがいとはなんなのだろうか?
長時間労働に関する社会の考え方も変わるなど、労働環境は社会全体で大きく改善されつつあります。
20年前では想像も出来ないほど、様々な情報が手に入りやすい社会になりましたが、
入社前にどれだけその会社のことを調べても、結局イメージと異なり辞めてしまう人も依然として多いままです。
言葉だけの情報をいくら並べても結局は限界があるのです。
そのミスマッチをどうすれば防げるのか
私はある仮説にたどり着きました。
人を動かすのは「想い」しかない。
企業に「想い」があるとすれば、それは理念。
理念というブレない柱に共感する人が集まり、そこに向かえば働きがいは高まっていくのではないかと。
戦略や分析も必要だが、理念にはそれを凌駕する力が本来あるはずだと。
後日、自社のビジョンについては言及するとして、
様々な企業の経営理念について考察していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
理念ソムリエ