ランサーズ株式会社のビジョン
テクノロジーで誰もが自分らしく働ける社会を作る。
ランサーズはクラウドソーシングワークという分野において日本最大のプラットフォームとなっています。
ランサーズの企業理念は事業や戦略を至って明快に伝えている良い例だといえます。
割と最近刷新されたばかりの理念ですが「働き方改革」が叫ばれる2017年現在において、在宅ワークやフリーランスという、いわゆるサラリーマン的ではない自由な働き方を容易に実現してくれるサービスを提供しているランサーズならでは、また時代にもマッチした理念です。
多くの企業の理念で５W1Hがしっかりイメージできるものは少ないのですが
Who・・・誰もが
What・・・仕事を、働くことを
Where・・・どこでも
When・・・いつでも
Why・・・自由であるために、自分らしくあるために
How・・・テクノロジーで
と、かなりしっかりイメージできます。
人材業界で働く自分としては、パラレルキャリア、フリーランスといった働き方の多様性を実現させます、というこのビジョンは「やられた」感をめちゃめちゃ感じます。
ランサーズで働くならこのビジョンをイメージしないわけにはいかないでしょう。
ただ、このビジョンにあるテクノロジーは今後多くの競合や技術の進歩というものについていく必要のある厳しい世界でもあります。
テクノロジーの進歩や競争を楽しめる事も働く上で大事な要素ですね。
反面、5W1Hがハッキリしない理念に比べて、あまりに理念の芯がシッカリしすぎている事で、社員の多様性を阻害する可能性がなくはないのかもしれません。
また少し話はそれますが、クラウドソーシング業界全体で言える事ですが、良くも悪くもまだまだ業界として未成熟です。
衆議院選挙後に募集が出ていた「ある候補者へのバッシング記事」など企業としてのモラルを問われるような記事依頼が出るなど、次は行動規範や基本的な価値観などを浸透させるフェーズが問われるかもしれません。
私はこの理念、好きです。
