ソフトバンクグループのビジョン
「世界の人から最も必要とされる企業グループ」を目指して
多くの日本人が「携帯の会社」というぐらいの認識だったはずのソフトバンクですが、いつの間にか世界的な企業へと成長しています。
そこにはどんな理念があったのでしょうか。
まず理念から、最初からグローバルに目を向けている事はわかります。
しかし一番のポイントは壮大なマーケットをターゲットとしているにも関わらず、自分たちの武器や商材、手段については明言していないことです。
これは前述の「携帯の会社」「通信会社」というイメージが強すぎるが故にだと思いますが、ソフトバンクは決してそこだけに拘っているわけではないという事を物語っているように感じます。
例えばPepperに代表されるロボティクス事業、電力事業、地方創生、スポーツ事業など通信やITといった枠に既に収まっていません。
ビジョンと併せて「300年間成長し続ける企業グループ」と打ち出していますが、確かに300年後にスマートフォンがまだあるかと言えば、おそらく「NO」でしょう。
既に大きな土台を手にしているソフトバンクだから打ち出せる壮大なビジョンだとは思いますが、それにしても自由な発想と攻めの姿勢を感じさせるビジョンです。